早稲田吹奏楽団とは?

 

早稲田吹奏楽団(通称 ワセ吹)は、早稲田大学公認インカレ吹奏楽サークルです。
早稲田大学をはじめ様々な学校の学生が集まり、各学年40名程度、総団員数は140名にも迫る大所帯で、吹奏楽サークルとしては日本最大級の規模で活動しています。

年2回の定期演奏会を中心に、年間を通して数多くの演奏機会があります。
全員がレギュラーである」をモットーに、演奏会のプログラムを分割し奏者を入れ替えることで、団員全員が出演する演奏会を実現しています。

有志で出場している吹奏楽コンクールにおいては、7年連続都大会本選へ出場し、2017年度は本戦で初めて金賞を頂く事ができました。

練習以外にも多くのイベントを通じて、パート・学年の垣根を超えた交流を深めています。


団長挨拶

みなさま、こんにちは。

早稲田吹奏楽団45期団長の福原光基と申します。

本日はこのホームページへお越しくださいまして誠にありがとうございます。

また、平素より早稲田吹奏楽団の活動に対しましてご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。当団ホームページでは新歓期には新歓特集、定期演奏会の様子などを掲載しております。ぜひご覧くださいませ。

 

皆様に今年度の当団スローガンをご紹介とこの1年の思いについて述べさせて頂きます。

今年度スローガンは、「NEXTUM~わせすいの繋・累・継~」です。

一見すると、よくわからない印象を覚える方も多いかと思います。じっくり解説させてください。

 

まず背景に、新型コロナウイルスの感染拡大による活動制限があります。我々45期が入団したころの世の中は、新型コロナウイルスという未知のウイルスと戦いはじめた頃でした。活動も制限される中で授業も完全オンライン化、そしてサークル活動も中止という状態でした。ようやく再開されたサークル活動も感染拡大で再度中止になるなど、思うように演奏会もイベントもできない状態でした。2年生になった2021年には、ようやく定期演奏会が実施されたり安定した練習を行えるようになるなど、徐々に演奏活動も復活をしてきました。1つ上の44期の先輩方から早稲田吹奏楽団というバトンを受け継いだ時、我々は何をするべきか、何を取り戻すべきかを考えたとき、団員同士のつながりと演奏会に来ていただくお客様と団とのつながりを取り戻していかなくてはならないのではないかと考えました。

 

まず「NEXTUM」ですが、こちらはラテン語のNEXUM(「つながり」という意味)と英語のNEXTを組み合わせた造語となります。我々はこの「NEXTUM」には「つながり、次へ」という意味を込めました。団員同士で、団とお客様と、現役団員と先輩団員とつながることで、ワセ吹を前に進めようというものです。

 

後半の漢字についてですが、これはすべて「ケイ」と読みます。

まず1文字目「繋」ですが、今、現役で活動している団員全員が繋がりあおう、そして演奏会を通してお客様と団とが繋がれるようにと願いを込めました。

そして2文字目「累」ですが、早稲田吹奏楽団をつないでくださった先輩方を指しています。先輩方が積み上げてくださったもの(累積されたもの)を受け継ぎ、より我々で進化・深化させたいと願いを込めました。

最後に3文字目「継」ですが、これは次につなげるという意味を持たせています。我々45期代で、イベントなどを成功させまた、よりよい団をつくり次の代につなげたいという願いを込めました。

現役団員のつながり、先輩の皆様とのつながり、演奏会で出会うお客様とのつながり、次の代へのつながりこれらを大切にして1年間、活動を行っていきたいと考えております。

 

紙面の多くがスローガン紹介となってしまいましたが、今後の演奏会にて、お客様と我々早稲田吹奏楽団が出会い、つながれますことを心より楽しみにしております。

 

まだまだ厳しい状況が続くと思いますが、我々は演奏会を通して応援できればと思っております。今後とも当団を宜しくお願い申し上げます。

早稲田吹奏楽団 団長

福原 光基


常任指揮者 竹内公一

略歴

声楽家としてオペラ、コンサートに出演する他、指揮者としての活動も多く、各地の吹奏楽団、合唱団、オーケストラなどの指導、指揮を務め、定期演奏会等での指揮、オーケストラとの協奏曲、交響曲の指揮、オペラ公演における合唱指揮、合唱団とのオラトリオの演奏、コンクールの審査員など多岐にわたる。

中でも吹奏楽においては長い経験だけでなく、演奏家としての広い見識から、独自の方法、音色を持ち、広いレパートリーにおいて安定した演奏を続けている。早稲田吹奏楽団には1995年トレーナーに就任、その後、常任指揮者として就任し、現在に至る。

早稲田吹奏楽団/新潟市民吹奏楽団/京都女子大学女声合唱団/龍谷混声合唱団 各常任指揮者
東京六甲男声合唱団/びわこアーベントロート合唱団指揮者/びわ湖の風オーケストラ 指揮者
長岡こども福祉カレッジ 非常勤講師

演奏レパートリー

新潟県立巻高校の指揮者であった当時、吹奏楽コンクールにおいて連続して田中贒氏の作品を取り上げ、なかでも「エオリア~吹奏楽のために~」の演奏の際には作曲者本人の指導を受けている。

吹奏楽オリジナル作品においては、これまでに200曲以上を指揮し、多くの作曲家の作品を網羅している。演奏会における主な演奏作品はスパーク「宇宙の音楽」「ダンスムーヴメンツ」、バーンズ「交響曲3番」、ヤンヴァンデルロースト「いにしえの時から」、ホルジンガー「危険な空を制圧する」「春になって王たちが戦いに出るに及んで」、長生淳「翠風の光」「楓葉の舞」「波の穂」「蒼天の滴」の四季連祷全四作品、「幸いの龍」、ヨハン・デ・メイ「Tボーンコンチェルト」「ネス湖」、河邊一彦「交響組曲高千穂」、清水大輔「ロストムーン」「蒼氓愛歌」「リンカーン」など。

編曲作品でもレスピーギ「ローマの松」「ローマの祭」「シバの女王ベルキス」、チャイコフスキー「1812年序曲」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」「ボレロ」などを演奏している。
坂井貴祐「オデッセイ」、片岡寛晶「天峰の詩」、本澤なおゆき「海を愛する者への交響的瞑想」、河邊一彦「 ガラシャ – Gracia – for Symphonic Band」(以上早稲田吹奏楽団委嘱)の初演、本澤なおゆき「SHIGURE」「未来への飛行」など(以上新潟市民吹奏楽団委嘱)の初演を指揮している。

吹奏楽コンクールにおいて早稲田吹奏楽団を2015年以来5年連続都大会出場へ導いており、2017年度はついに本選大会で金賞受賞まで導いた。


団体情報

設立

1978年4月 (早稲田吹奏楽部として設立)
2000年1月 (早稲田吹奏楽団と改称)

所属

早稲田大学理工学術院公認サークル
東京都一般吹奏楽連盟加盟団体

団員構成

人数:141人(女91人、男50人)
所属大学:早大(戸山・理工・所沢含む)、日本女子大、東京女子大、東京家政大、立教大、共立女子大、東京理科大 他

顧問

平沢 泉
(早稲田大学理工学術院先進理工学研究科応用化学専攻)